ことを試してみました。なかなかいい感触を得ました。
しかし、一太郎を使えばすぐにKindle用のmobiファイルを作成できるということをどこかで知りました。
そこで、Wordの原稿を一太郎に移して、そこからmobiファイルを作ってみました。
どうだったのかを簡単にお伝えします。
結果
ドイツ語の引用符
「でんでんコンバーター」を利用したときと同じく、最初の引用符は大丈夫なのですが、後の引用符の前には余計な半角スペースがついています。
画像
問題ありません。きれいに表示されます。
目次
目次は一番最初のページに作られるようです。
見出し
「見出し2」のフォントは、次のようになりました。
WordとRomancerを使ったときと同じです。
注
上が注番号、下がその注釈です。注番号はRomancerよりも短く、すっきりしていて邪魔になりません。今までで一番気に入りました。
ただし、注釈は書籍の末尾にまとめてつくので、やはり奥付よりも後に来るという問題があります。
各注釈ごとのスペースがないのは人によって評価が分かれるでしょう。
ふりがな
ふりがなもとてもきれいです。
フランス語やドイツ語
これも大丈夫です。ただし、フランス語と日本語の間にはいくつかのタブがあったのですが、すべて「_」一つに変換されています。これは不要だと思いますが……。
表
Romancerとは違って、もとの表を「枠なし」にしていると枠線が表示されません。表で整形しようとしている人にとってはとてもいいですね。
まとめ
表の枠線を表示しないで文章を整形できるというのは、Romancerにない強みです。
また、すっきりした注番号表示にはとても好感が持てます。
でも、目次が書籍の最初に来るのと、注釈が最後にくるのは書籍の表現の自由度を奪う気がします。
ふだん一太郎を使っている人ならともかく、Wordで文章を書いている人なら、表での整形を諦めてもRomancerの方を使いたい気がします。