最近、ちょっとショックなことがあったので、ちょっとメモしておこう。
「Googleサイト」というグーグルがやっている無料ホームページ作成サービスを使って、サイトを作ってみた。「K研究会」というもので、十数人の会員のページだ。とりあえずサイトを作り、連絡先を知らせて、新しい会員を獲得しようとしたのだ。
URLは、次のようになった。
https://sites.google.com/view/k-kenkyukai/top
ところがいつまでたってもGoogleの検索インデックスに登録されない。「K研究会」で検索してもまったく出てこない。
"k研究会"と引用符をつけてもだめ。
site:https://sites.google.com/view/k-kenkyukai/top
と、「site:」をつければ登録されているか確認できるとあったので、やってみたがダメ。
さらに、「Google Search Console」を使え、とあったので、わけがわからないままあれこれやってみたがうまくいかない。
まあ、Googleも忙しいのかもしれない、1か月くらい待てばいいのだろう。そう思って、数か月、そして1年が過ぎた……。依然として登録されない。検索でも出てこない。
「Googleサイト」という自社でやっているサービスなのだから、どこよりも早く登録してくれると思っていたがそうではないらしい。
「Googleサイト」はちょっとした身内の連絡に使うものだ、とどこかにあった。全世界には公開してくれないのかもしれないと思った。
それで、今度は「Wordpress.com」(Wordpress.orgではない)で無料サイトを作ってみた。これなら大丈夫だろうと思ったが、やはり同じだ。いつまでたってもGoogleの検索に出てこない。「site:」をつけて検索しても、そんなページはないと出る。
ついに、業を煮やして、Worpress.comのページを削除し、Googleサイトのページを非公開にして、独自ドメインの自分のページの一部に「K研究会」のページを組み込んでみた。このドメインは名前で検索するとトップに出てくる。その一部に入れたんだから、大丈夫だろう。きっと独自ドメイン優先なのかも、などと思いながら。
それから10日。やはり検索結果に出てこない。さすがにまだちょっと早すぎるかな、少なくとも1か月くらいはかかるのだろう、と思った。
ところがである。ある人から、Googleとは別の検索エンジンであるBingやDuckduckgoではちゃんと検索結果に出てると教えてもらった。自分でも試してみると、「Googleサイト」の「K研究会」(開けないが)がトップにきて、次に独自ドメインの「K研究会」が2番目に来ているではないか!
つまり、Googleの検索エンジンには「K研究会」のサイトはずっと登録されていなかったが、他の検索エンジンには何もしなくてもすぐに登録されていたのだ!
さらに別のブラウザBraveのBrave検索エンジンでも試してみた。やはりちゃんと検索結果の1番と2番に出てくる。なんと、登録してくれていないのはGoogleの検索エンジンだけだ!
Googleを信頼し、Chromeを延々と使い続けてきた僕はショックだった。
昔、ずっと昔、Googleにはホームページを登録するページがあったように思う。ホームページを作ったら、そこにURLを打ち込めばあっという間に登録された。もちろん、その頃はそんなことをしなくてもすぐに登録された。
でも、今ではGoogleも変わったらしい。活発に更新が行われ、多くの人が見に来るサイト、つまり広告を出すのに最適なサイトが優先され、弱小サイトはまったく無視されるのだ!
ショック! 他の検索エンジンがあっというまに、こちらが知らぬ間に登録してくれていたのとは大違いだ。一つの検索エンジンに頼ることの恐ろしさをつくづく感じさせられた。
だが、悲しいことに、Chromeのシェアは50%を超え、Braveは0.05%だ。Googleの検索エンジンで見つからないサイトはこの世に存在しないも同然なのだ。
それでも、Googleだけに頼るのは危険だということを今回はつくづくと思い知った。Edgeは13%ほどのシェアがあるから、そっちも使うようにしようっと。それからの他の検索エンジンも。
(と、こんなことをGoogleの無料ブログサービス「Blogger」で書いている僕であった……)
--------------------
★追記(9月19日)
やっと!
独自ドメインの一部に「K研究会」をくっつけて公開したのが9月の初め。この記事を書いたのが9月12日。
しばらくGoogle検索に出てこなかったが、今日(9月19日)確認したら、ついにトップに出て来た。独自ドメインだったらこんなに簡単なのか! それともこの記事を書いたせいか?
やれやれ。