メルカリで「すべて公開停止」から「すべて公開」に戻すときに注意しないと大変なことに!

2022/05/17

メルカリ

t f B! P L


 メルカリで、出品したすべての商品を一時的に公開停止にするには、


マイページ → 出品した商品 → (右上の)「編集」をタップ


すると、「すべて公開」と「すべて公開停止」が出てくるので、一気にすべての商品を公開停止にすることができる。


これは旅行や帰省などで一時的に商品を送ることができないときなどに使える。


しかし、気をつけなければならないことがある。


僕の失敗をお知らせしよう。


商品がない!

今年の3月、少しコロナも収まり、帰省することにした。1週間だ。メルカリには便利な機能があるので、安心していた。そう、「すべて公開停止」だ。


僕は本を売っている。600冊以上出品しているので、一冊ずつ出品停止にするわけにはいかない。でも「すべて公開停止」という機能があることを知っていたので安心していた。


そして、旅行の前日に「すべて公開停止」にした。なんて、便利なんだ! と感心しながら。


帰省から戻るとすぐに、「すべて公開」をタップ。一気に元に戻すことができた! なんて便利なんだ! と喜びながら。


しばらくすると注文がきた。注文された本の題名を見て、ちょっと不安になった。まさか、ないなんてことはないだろう、今まで一度もそんなミスは犯したことがない。そう思いながら本を探した。ところが、探しても探しても本が見つからない! なぜだ!


ショックが大きかった。とうとう諦めて、注文してくれた人に謝り、事情を話してキャンセルをお願いした。わりとあっさりと受け入れてくれた。やさしい人だった。ここでも再度お礼を言っておこう。ありがとう!


でもメルカリからは次のような厳しいお達し。


今後同様の行為を確認した場合、警告や利用制限の対象となります。出品中の商品については、在庫や商品状態など定期的にご確認ください。


すっかりびびってしまった。それだけでなく、もしこんなことが続くと注文した人に申し訳ないと思った。ということで在庫をすべてチェックしてみることにした。


原因がわかった!

出品しているすべての本の書名をプリントアウトして、一冊ずつあるかどうか確認していった。600冊以上だ。目がくらむような厳しい作業だった。そのうち、わかってきたことがあった。


これまで、「複数の本を注文したいので値引きしてほしい」という依頼がたびたびあった。たとえば、Aさんが


本1

本2

本3


の3冊ほしいという。そのコメントは、本1の注文ページでなされる。合意が成立すると、僕は本1の注文ページで「商品の編集」をする。


でもその前に、本2と本3の商品ページを探して、出品の一時停止を行う。まだ本当に売れるかわからないので、後で復活できるようにしておきたいから削除ではなく、一時停止だ。


それから、本1の商品ページを修正する。「商品名」は、「A様専用:本1など3冊」とする。「商品の説明」は、面倒なので「本1、本2、本3」と書名を列挙するだけだ。後からどの本を売ったかわかるように書名だけは書いておく。それから「販売価格」を、合意した3冊分の値段に書き換える。最後に「変更する」をタップする。


Aさんが注文してくれたことをメールで確認すると、本2と本3の商品ページに行って、商品を削除する。――そう、ここが問題だったのだ!


注文が入るまで時間がかかることがある。また、注文が入るとうれしくなって、発送することばかりに気を取られる。そして、「本2」と「本3」の商品を削除するのを忘れてしまうのだ。その結果、「本2」と「本3」は「出品の一時停止」状態で残り続けることになる。


ときどき「削除しておかなきゃな」と思ったが、「まあ注文が入ることもないからいつでもいいか」と放置してしまっていた。


そして、帰省となった。「すべて公開停止」した。ここまでは問題ない。帰ってきてから「すべて公開」に戻した。これが問題だったのだ!


僕はなんだか勝手に、「すべて公開」に戻しても、「出品を一旦停止」とした商品は以前と同じく、出品停止状態になるものとばかり思っていた。


ところが違ったのだ! 「すべて公開」にしたときに、「出品を一旦停止」にした商品まで再度出品されてしまった!


そんな本がなんと10数冊もあったように記憶している。すぐにすべての在庫をチェックしてよかった。


その後

もちろん、旅行に出る前、「すべて公開停止」にするときに、「出品停止」にしている本がないかチェックして、一つ一つ削除しておけば問題ない。あるいは、発送したらそのたびごとに忘れないで削除しておけばいい。でも、どうしても忘れてしまうことがある。ミスは避けられない。


そういうわけで、「まとめ売り」をやめることにした。一気に何冊も売れるのはうれしいが、出品商品の数が多いとややこしいことになる。郵送料がかかっても、一冊一冊売ればトラブルは起こらない。あれをして、次にあれをして、それからこれをして、もちろんこれも忘れてはいけない、などときちんと考えるのは僕には無理だ。


結局、プロフィール欄に


まとめ売りは行っておりません。お手数をおかけしますが、一冊一冊ご注文ください。


と記した。少しでも安く買いたい人には申し訳ないと思うが、今は安らかな気持ちだ。


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