BloggerでSEO対策をやってみる

2020/02/23

Blogger Google search console SEO

t f B! P L
花

Googleアドセンスを設置しましたが、あまり誰も見ていないようで、表示回数は0回が並んでいます。Google検索を実行しても、自分の記事が表示されません。

やはり、SEO対策というのは必要なのか。そうしないと、孤独なつぶやきに終わるだけなのか。

ということで、SEO対策をちょっとやってみました。
やったのは、三つ。

1.HTTPSリダイレクト
2.Googleサーチコンソールにブログを登録する
3.Googleサーチコンソールにサイトマップを登録する 

です。
効果はあったのかって? 表示回数0回が減り、何度か見られるようになったくらいでしょうか。Google検索でも、ある記事などは3ページ目に表示されていました。すごい!

全体としてはそんなに読まれているわけではないですが、何もしないよりはよかったかも。

HTTPSリダイレクト

リダイレクトとは、指定されたウェブページを開くのではなく、自動的に別のページに転送することです。まあ、勝手に他のページに誘導しちゃうことですね。
ここでいうHTTPSリダイレクトとは、

http://yojiroo.blogspot.com/

と打ち込んだ訪問者を

https://yojiroo.blogspot.com/

に誘導することです。
HTTPではなく、常に暗号化されたHTTPS経由でページにアクセスするように仕向けるのです。
「誘導する」「仕向ける」と悪巧みのような言葉を使いましたが、これは安全を考慮してのことで、むしろいいことなのです。

Bloggerでは、初期設定では、「http://yojiroo.blogspot.com/」でも、「https://yojiroo.blogspot.com/」でもブログにアクセスできます。
しかし、「http://yojiroo.blogspot.com/」の方は暗号化されていないページです。それでアクセスしてきた人を無理矢理「https」の方に転送してしまおうということなのです。

Googleは「https」を重視しています。「https」に一本化されたページを優先するとしています。それで、そうするほうがSEO的にもいいのではないかということです。まあ、どの程度効果があるかわかりませんが、ちょっと媚びておくわけです。

さてやり方です。
Bloggerの管理画面から、「設定」をクリックして下さい。


「HTTPSリダイレクト」が「いいえ」となっていたら、「はい」にして下さい。
これだけです。
ブラウザのURL入力欄に「http://yojiroo.blogspot.com/」と入力して、表示されたページのURLが「https://yojiroo.blogspot.com/」であることを確認しましょう。そうなっていれば、ちゃんとリダイレクトされたということです。

Googleサーチコンソールにブログを登録する

ブログのタイトルそのものを「"BloggerでSEO対策をやってみる"」などと半角の「"」で挟んでGoogle検索をかけてもページが表示されないときは、まだGoogleに登録されていない可能性が高いです。

Googleは、ロボット(ボット)やクローラーと呼ばれるものを使ってサイトを自動登録しています。サイトを訪ねて、ページをチェックし、「ここにこんなページがあるのか、ふむふむ、チェックしとこう」と検索の索引(インデックス)に加えています。ページを作成しても、それが検索エンジンのインデックスに入っていなければ見つかりません。もちろん、待っていればいつかはインデックスされるのでしょうけど、Googleのロボットも忙しいようです。それでこちらから、「ほら、こんなページを作ったよ、早く登録しておくれ」と教えてあげることができます。そのために、利用するのがGoogleサーチコンソール(search console)です。

ところでクローラーというロボットがやってきて、検索エンジンに登録してくれるのですが、クローラー(crawler)はクロールで泳ぐ人のことです。そういうわけで、僕にはロボットがクロールで泳ぎながらあちこちのサイトを訪問している姿が目に浮かびます。また、crawlには「這う」という意味もあります。crawlerは「はいはいする人」、つまり赤ん坊のことです。このイメージでいけば、ロボットははいはいしながらゆっくりやってくるんでしょうか。

さて、googleサーチコンソールにアクセスしてみましょう。

なお、ブロギングライフのChicoさんのサイトによると、Bloggerの管理画面から、
設定 → 検索設定 → クローラとインデックス
のところに、「Google Search Console」というのがあって、「編集」をクリックすると、上記のgoogleサーチコンソールのページに移動するようです。知らなかった! でもその前に警告があるので、よくわからない人は恐ろしくてクリックできないですよね。



サーチコンソールのページは次のよう表示されます。(たぶん。)


「今すぐ開始」をクリックします。そして、Googleアカウントでログインします。
すると、「Google Search Consoleへようこそ」と歓迎してくれます。


でも、「まず、プロパティタイプを選択して下さい」と言われ、「プロパティとは何だ?」と恐れおののくことになります。選択肢として二つ、「ドメイン(new)」「URLプレフィックス」と出ています。いきなりわけのわからないものの間で選択を迫られます。これがWebの世界なのです。

左側は独自ドメインを持っている人用です。Bloggerをやっている人は、右側の「URLプレフィックス」を選びます。ここに、たとえば、


と入力して、「続行」をクリックします。
実はBlogger以外の人は、ここから恐ろしい「所有権の確認」とかをしなければならないのですが、Bloggerの人はこれだけで自分のサイトの登録は終わります。所有権の確認も終わっています。楽ちん!


こんなふうにサーチコンソールサイトの左上に、ブログのアドレスが追加されています。

さて、これでいったい何をしたのかというと、ブログのプロパティを作成してもらったということになります。
では、「プロパティ」とは何か。
マコトさんによると、「そいつがどんなやつかを表す情報」だそうです。う~む、すごい! こんなに簡単に定義できるなんて。

つまり、サイトのプロパティとは、そのサイトがどんなものかを示す情報ということになります。Wordなどのファイルにも「プロパティ」があって、それを見ると、作成者は誰だとか、いつ作成したとかの情報が見れます。あれと同じです。あれはファイルに埋め込まれているんでしょうけど、サイトのプロパティは、Googleさんが親切にもサーチコンソールに作ってくれて、そこで表示して見せてくれるということです。登録したサイトについて、検索インデックスに載っているのか、どれくらい検索されたかなどの情報を教えてくれるということなのでしょう。たぶん。「たぶん」というのは、実はまだよくわかってないことも多くて。勉強しながら書いていくのがこのブログなのです。(開き直り?)

サイトマップの送信

ブログをサーチコンソールに登録したら、次はサイトマップを送信してみましょう。

サイトマップとは、サイト内のページのリンクをまとめたものです。検索エンジンに「こんなページがあるよ」って一気に伝えるものです。Googleのロボットは忙しいのです。必死にクロールしながらさまざまなページを集めて回っています。だからブログなどでページを次々に作成しても、すべてが検索インデックスに加えられるまでに時間がかかります。それで、ロボットにまとめてこちらから教えてあげるわけです。

普通は、サイトマップを作るのは大変です。サイトマップ作成ツールというのもあるみたいです。でも、Bloggerをやっている人は簡単です。自動的に作成してくれているからです。
次のアドレスをブラウザに打ち込んでみましょう。「yojiroo」のところは自分のに変えて下さいね。

https://yojiroo.blogspot.jp/sitemap.xml

すると、

<?xml version='1.0' encoding='UTF-8'?>
<urlset xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9">
<url><loc>https://yojiroo.blogspot.com/2020/02/word_22.html</loc><lastmod>2020-02-22T09:24:07Z</lastmod></url>
<url><loc>https://yojiroo.blogspot.com/2020/02/word.html</loc><lastmod>2020-02-22T08:26:38Z</lastmod></url>
<url><loc>https://yojiroo.blogspot.com/2020/02/windowslinux_16.html</loc><lastmod>2020-02-18T08:38:14Z</lastmod></url>
……

と書かれたページが現れます。これが自動作成されたサイトマップです。XMLというHTMLの兄弟みたいな言語で書かれています。URLが登録されています。「loc」というのは「location」、つまり場所ですね。「lastmod」というのは「lastmodified」、つまり最終更新日です。こういうのを延々と記録していくのがサイトマップです。自分で作ると思うとぞっとしますね。

Bloggerの場合はこれがすでに作られているので、それをサーチコンソールに教えてやるだけです。
サーチコンソールの管理画面で、「サイトマップ」をクリックして下さい。


「新しいサイトマップの追加」のところに、「sitemap.xml」と入力して、「送信」をクリックします。うまくいけば、図の下のように「ステータス」が「成功しました」となります。時間がかかったかもしれません。

「検出されたURL」に登録されたページの数が出ています。「最終読み込み日時」を見ると、いつ検索ロボットが見てくれたのかがわかります。

サイトマップは一度登録すれば、定期的に自動更新してくれるので、後はおまかせしておけばいいようです。

まとめ

ちょっとSEO対策らしきことをやってみました。
まだサーチコンソール自体の使い方がよくわかっていません。ネットの世界は深く、何かをやると次々に新しい言葉が出てきて、新しいことをあれこれ覚えなければなりません。う~む、人生の時間が足りるのか?

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