僕がGitをちょっと勉強してみようと思ったわけ

2020/01/12

Blogger Git GitHub Netlify

t f B! P L

Bloggerのことが少しわかってきました。

Bloggerでの固定ページって、「プロフィール」とか、「お問い合わせ」とか、「プライバシーポリシー」とかを付け加える、いわばおまけ的なもののようです。

最初は、固定ページをいくつも作れて、その一部にブログも入れられるようなサイトが作れるのかと思っていました。そうではないようです。「レイアウト」が、ブログも固定ページも一緒です。固定ページでナビを追加したら、ブログにも追加されます。

素人は、固定ページのレイアウトとブログのレイアウトを別々にできたらいいのに、って思いますが、いろんな技術的な(経済的な?)制約があるんでしょうね、きっと。

無料Webサイト作成ツール:JIMDO(やWix)

Bloggerを始めるずっと以前、JIMDOで最初のホームページを作りました。
なんと三日でできて感動しました。これからはあれこれ考えることなく、ちょちょいのちょいでホームページができるような時代になったんだ、と思いました。

でも数日すると、自由にレイアウトやデザインができないことが気になってきました。やっぱり、すみずみまで好きなようにデザインしたサイトを作りたい!

レンタルサーバー:ロリポップ

レンタルサーバーを借りれば好きなようにできると知り、ロリポップのエコノミープランに入りました。なんと100円(税込み110円)です。安い!

エビスコム『6ステップでマスターする「最新標準」HTML+CSSデザイン 』

という本を読みながら(うむ、いい本だった)、サイトを作ってみました。
三ヶ月かかりました! でも、満足感はありました。

ただ、問題はサイトが一つしか作れないことです。サブドメインとかサブディレクトリを使えばいいのですが、あまり関係ないテーマを一つのサイトにしたくないような気持ちもありました。

いくつもサイトを作るとなるとお金もかかります。
現在は、月々、

レンタルサーバー代:110円 + 独自ドメイン代金:140円 =250円

を払っています。
「独自ドメインを取得しないと~」という言説に惑わされ(取得したほうがいいのか悪いのか未だに不明)、また、httpsを使うには独自ドメインじゃないとだめとか聞いて、ムームードメインで独自ドメインを取得したのです。

いくつもサイトを作るとなると、レンタルサーバー代と独自ドメイン代が重荷になってきます。

Googleサイト

そこでなんとか無料で次々にサイトを作れないものか、と思って調べてみると、GoogleさんもWebサイト作成をやってました。まったく知りませんでしたが、やはりやっているんです!

でもこれも結局は、JIMDOと同じで、簡単に無料でサイトが作れますよ、ということのようで、自由なデザインができません。

Netlifyとやら

最近、Netlifyとかを使えば、サイトが無料でいくらでも使えるという記事を読みました。もうレンタルサーバーの時代でもない、という言葉も。

おお、すごい! いつの間にか時代はそうなっているのか! すっかり遅れていた!

ということでちょっと調べてみると、Netlifyのアカウントを作成するには、GitHubかGitLabかBitbucketのアカウントを取得しておくと便利らしいのです。

さっぱりわからないのですが、とりあえずどれか使おうと思って、一番有名なGitHubを調べてみると、GitHubはGitで操作するらしいとわかってきました。GitとはGitHubの省略形かと思っていましたが、まったくの別物とのことです。

Gitって「ジット」じゃなくて、「ギット」と呼ぶようです。とすれば、GitHubは「ジットハブ」じゃなくて、「ギットハブ」なんでしょうね、もちろん。

Gitとは?

それでGitを調べ始めると、これはプログラムのソースコードのバージョン管理を便利に行える、プログラマー必須のものらしいことがわかってきました。プログラマー必須と知って、びびりましたが、バージョン管理が簡単にできるって、ちょっと魅力的!

たとえば、ソースコードを入れたフォルダは、すぐにこんなふうになってしまいます。
ソースファイル1
ソースファイル2
ソースファイル2-a
ソースファイル2-b
ソースファイル3
ソースフォルダ2020-01-20
ソースフォルダ2020-01-25
ファイルはあれこれ分岐していくし、バックアップのためのフォルダも入り交じって、もう何が何やらわからなくなっていきます。

「ソースファイル2」と「ソースファイル2-a」の違いが何だったか、また「ソースフォルダ2020-01-20」と「ソースフォルダ2020-01-25」はどの時点でバックアップしたものだったかをすぐに忘れてしまいます。

Gitって、こんなのをきちんと整理してくれる魔法のようなもののようです。ソースコードが間違った方向に行っても、いつでもすぐに元に戻れるものだとか。なんて便利なんでしょう! プログラマーの卵には必須のものではないでしょうか。

でも、文系人間にそこまでやる必要はあるのでしょうか。
そうだ、とひらめきました。論文を同じように管理できるのではないか。文系の論文だって、書いているうちに、あっちに分岐したり、戻ったり、また別のほうに行ってみたり、やっぱり戻ったり、うまくいったところは元のバージョンに取り入れたり、そしてまた分岐したり……。結局、試行錯誤でいつまでも終わらないのが論文というものです。そしてそうこうするうちに、論文のバージョンばかりがフォルダにたまっていきます。これをGitで管理すれば……。

結論

ふふふ。そういうわけで、ちょっとGitを勉強してみよう、面倒だったらすぐやめればいいし、と思ったのでした。

プログラマーになる予定もないし、論文もおそらくもう書かないだろうということは忘れていました。

こうして、Netlifyでサイトを公開するというはるかな目標は、はるかな、はるかな目標となったのでした。(でも、目標は忘れないようにしようっと。)

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